セックスするなら性感染症への予防意識を高めることが大事

性感染症への予防意識を高めましょう

自分は性病なんて関係ない。

そう思っている人も多いかもしれませんが、セックスをしているなら、そんな訳にもいきません。

性感染症について無自覚な人が多いため、最近では厚労省でも予防啓発のためのさまざまな試みをしています。

美少女戦士セーラームーンとコラボをしたり、レッドリボンライブといったイベントを行い、性感染症に対する意識を高めようとしています。また、ニコニコチャンネルで壇蜜、鳥居みゆき、日本エレキテル連合といった人たちが出演したレッドリボントーク2017なども配信しました。

知らないからって見て見ぬ振りをしていると、悪化して大変なことにもなりかねません。

性感染症についての正しい知識を身につけ、安全なセックスライフを送りましょう!

実は近年梅毒の報告件数が増加傾向にあります

梅毒という単語は聞いたことがあるものの、実際にどういうものかは分からない人も多いのではないでしょうか。
もしかすると、かかったことがあるって人もいるかもしれません。
幸いながら俺はないですが……。

梅毒というのは、梅毒トレポネーマによって発生する感染症です。

セックスによって感染することが多く、菌が皮膚や粘膜の小さな傷口から侵入することで感染します。妊婦が感染してしまうと、胎児に母子感染してしまう可能性もあります。

経過期間によって症状が変わり、3週間ほどの潜伏期間があります。
潜伏期間が終わると、小さな豆粒くらいの固いしこりが病原体が入った部分にできます。

このしこりはすぐに消えるのですが、表面の皮膚がつぶれて潰瘍になることもあります。

さらに第2期になると、全身のリンパが腫れたり、関節痛、発熱、倦怠感、頭髪の脱毛などが起こってきます。さらに全身の皮膚にはバラ疹と呼ばれる赤いあざのような斑点ができることもあります。

梅毒は日本国内では長いこと、減少傾向にあったのですが、近年また増加してきます。

もともと日本では1948年から梅毒の発生についての報告義務がありました。
その当時は、梅毒の報告は22万件ほどありました。

そこから減少傾向にあり、2000年代に入ってからは、だいたい1,000件を切る状態が続いていました。

しかし、2013年くらいからだんだんと増加してきており、2016年には3,000件以上の報告があります。

どうして近年になって増加傾向にあるのか、はっきりとした理由は分かっていないのですが、こういった増加は日本だけではなく、アメリカでも同じような傾向にあります。

めずらしい病気ではなくなってきているため、感染予防の意識を高めておくことが大切です。

コンドームは性感染症を防ぐためにも有効です

避妊用法の代表でもあるコンドームですが、性感染症の予防にも十分な効果があります。

実はコンドームは薬機法(医薬品医療機器等法)で、管理医療機器に分類される医療機器なのです。

粘膜に精液や膣分泌液が接触するときに、小さなキズがあったりすると、さまざまな性感染症の原因になります。コンドームを装着していれば、この大部分を防ぐことができます。

もちろん、コンドームをつけていれば絶対大丈夫というわけではありません。

コンドームをつける前に感染してしまう可能性もありますし、コンドームで覆いきれていない部分から感染してしまうこともあります。

また、性感染症の中にはキスで感染するものもありますし、コンドームが破れてしまったり、外れてしまったりすることも、ないことではありません。

けれども、コンドームをつけるかつけないかでは、大きく予防確率が変わってきます。

セックスだけでなく、オーラルセックスのときにもコンドームをつけるようにすれば、かなりの確率で性感染症を防ぐことができますよ。

症状がないから大丈夫……というわけではありません。

何も症状が出てないから自分は大丈夫。

実はそういうわけにはいきません。

症状がないから大丈夫と思い込んで、対策をしていない人が多いのが、性感染症が増えていく原因でもあります。

たとえば、性感染症の1つである性器クラミジア感染症の場合、症状は男女によって大きく変わってきます。

男性で症状がでるのは約半数で、おしっこのときに軽い痛みがあります。さらに尿道からウミがでたり、かゆみがあったりします。

それに対して女性はほとんど症状がでません。

そのため、自覚症状がないからといって、セックスをしてしまうと相手に感染してしまうのです。

また、多くの性感染症は潜伏期間があり、症状が出る前に相手に移してしまうこともあります。

たとえば梅毒だったら約3週間、淋菌感染症だったら1~3週間、クラミジア感染症は2~5日、ヘルペス感染症は2~5日の潜伏期間があります。

何も症状がでない状態が3週間もあると、その間にセックスをして、相手に感染させてしまう可能性はかなり高いです。

症状がないからといって軽く捉えるのではなく、セックスをするとそれなりにリスクがあるということをしっかり頭に入れておきましょう。