男らしさの源になるホルモン、テストステロンについて知ろう

男女問わずに存在する男性ホルモン

体の中にはさまざまなホルモンが分泌されていますが、男らしさを司っているのは、テストステロンと呼ばれるホルモンです。

テストステロンは男性ホルモンの代表ですが、実は女性にも含まれています。
ただし、女性の体内で実際に働いているテストステロンの量は、20~30代でだいたい男性の3分の1程度です。中には30代で男性よりもテストステロンが活発という女性もいます。

テストステロンを生み出しているのは男性では精巣です。それに対して女性は副腎、脂肪、卵巣しかないため、より男性の方がテストステロンを生み出しやすくなっています。

若い内は男性の方が多いテストステロンですが、年齢を重ねるごとに夫婦間で量が逆転してしまうことがあります。

これは男性は年齢が高まるとテストステロンが減少しますが、女性は閉経後にテストステロンが増加するためです。

夫婦の関係を見ていると「これは奥さんの方がテストステロンありそうだな」と感じることってありますよね(笑)

男らしさを失わないためにテストステロンを守る

テストステロンの分泌量が少なくなってくると、やる気がなくなってしまうことがあります。

「最近めっきり性欲がなくなったなぁ」なんて感じてる人は、テストステロンが少ない可能性が大です。

まだまだセックスしたいという人にはテストステロンは欠かせないホルモンです。

そこで注意して欲しいのが夜更かしです。
昼夜逆転の生活を送っていると、男性ホルモンが大きなダメージを受けてしまいます。

一般的に人間は、夜寝ているときに自律神経が副交感神経優位になり、リラックスした状態になります。このリラックスした状態のときに、テストステロンが増えるのです。緊張状態が続くのはテストステロンにとって、よくありません。

実際にテストステロンを作るのは精巣(睾丸)なのですが、そこに作るように命令を出すのは、脳の下垂体です。

この下垂体の下には、視床下部という中枢器官があります。

視床下部は脳の中でもとても大事な部分で、強いストレスを感じるとCRFというホルモンが出てきます。これが出ると精巣でテストステロンが作れなくなってしまうのです。

普通に生活していれば命を狙われるような危険性はありませんが、仕事や人間関係などで悩んでいるだけでも脳はどんどんストレスを感じてしまいます。こういったストレスはテストステロンの大敵なのです。

また、もともと人間にとっては夜は体を休める時間帯です。

その本来休むべき時間に活動していると、体は強いストレスを感じてしまいます。

ストレス社会とも言われる現代で、テストステロンの値が低くなってしまうのにはこういった理由があったのですね。

夜のあかりがテストステロンを減らす?

現代社会で暮らしていると、夜が暗くて困るといったことは、まずありません。

室内にはもちろん電気がありますし、外にだって街灯があります。
最近ではLEDの普及もあり、室内は前よりもずっと明るくなっています。

実はこういったあかりは体にとってストレスになってしまう可能性が十分にあるのです。

たとえばアメリカの夜は日本ほど明るくありません。アメリカ人は間接照明を多用して、あまり明るくなりすぎないようにしています。一般家庭だけでなく、駅や空港といった施設も日本に比べると、だいぶ暗いです。

そこで、体にかけるストレスを減らすためにも、夕食後は白い蛍光灯やLEDではなく、間接照明にして、できるだけ柔らかい明るさの中で過ごすのがオススメです。

また、現代人に欠かせないのがスマホです。

スマートフォンから発せられる光も体にとって大きなストレスになります。

眠りにつく瞬間まで、スマホが手放せないって人も多いのではないでしょうか?

夜しっかり眠るためには、寝る前のスマホは厳禁です。
最初は不便に感じるかもしれませんが、こういった生活に慣れることで、テストステロンの分泌量もどんどん増えていきます。

楽しいセックスライフのためには、夜の明るすぎる灯りは避けたいところです!

睡眠とテストステロンの関係

毎日しっかりと眠れているかどうかは健康状態を決める大きな要素の1つです。

ゆっくり眠れている人と、不眠で悩んでいる人、どっちが健康かって聞かれたら、答えは明らかですね。

実は睡眠とテストステロンにも大きな関係があります。

とある実験で、睡眠時間ごとにテストステロンの変化を見る実験をしたところ、5時間睡眠の人が大きくテストステロンの分泌量が減ったという結果がでました。

テストステロンは通常、年齢を重ねることで減っていきます。

そのペースは年に1~2%ほどです。

それに対して、この実験ではたった1週間でテストステロンの量が10~15%も減少してしまいました。わずか1週間で10年から15年分のテストステロンが減ってしまうのですから、睡眠不足がいかに健康に悪いかがよく分かります。

しっかり睡眠をとらないと、セックスがおろそかになるだけでなく、健康にも悪影響がでるので、要注意ですよ。